≪ よくあるご質問と答え(Q&A) ≫ 

Q8. リビング・フード、ロー・フードについて詳しく教えて下さい。

 加熱調理すると酵素は壊れてしまいます。すると、摂取した食べ物を消化するために体内の酵素が必要となり、体内の酵素が消耗してしまいます。 調理品を食べた後、だるかったり、疲れたり、元気がなくなったりするのはそのためです。加熱調理品ばかり食べるために体内の酵素がいつも消耗していると、 病気の前触れ、身体が消耗した状態となります。普段、それは年をとったせいだと考えがちですが、そうではありません。 食事にもっとロー・フードを加えると、身体中にバイタリティーやエネルギー、“生きる力”を取り戻せます。生のまま、混ぜ物のない状態の食べ物をもっと摂るようにすると、 本当に若くなった気分になります。驚くべき自然の奇跡です!私達は誰でも健康なまま素敵に年を重ねることになっているのです。他にも減量や関節痛、アレルギー、糖尿病、 がんのような消耗性疾患の症状緩和にも効果があります。

 ザ・ファームの食事は生のままの混ぜ物のない材料で作られています。リビング・フードには加熱調理すると壊れてしまう酵素が含まれているからです。 酵素はあらゆる身体の機能に大切な触媒で、自然から授かった全てのロー・フードに完璧なバランスで存在します。酵素は42℃以上の熱で壊れてしまうので、 栄養素や酵素を壊さずに加熱調理した食品と似たような様々な食感が得られるよう、特別に開発した乾燥調理器を使っています。常に身体を再生し、老化を遅らせ、 エネルギーやバイタリティーを与えてくれる身体に欠かせない大切な栄養を守るために、スープは熱いものでなく、温かいものをお届けします。 食べることはさらなるエネルギーとバイタリティーを与えてくれるものです。正しく食べれば身体が消耗することなく、さらに活力が高まることでしょう。

 加熱調理品の問題は、調理の際に使われる熱によってビタミンやミネラルが破壊されるのに加えて、酵素も壊されてしまうことです。酵素は触媒です。 食べ物を分解し、身体にエネルギーを与え、組織を再生するために必要なたんぱく質分子を作る、という反応を身体にもたらします。

 食事の後疲れたり、だるかったり、眠くなったりすることがどのくらいありますか?これは、あなたの食事に何か身体によくないことがある、というサインです。 食べすぎなのかもしれませんし、消化を助けるために必要な要素が食べ物から奪われているのかもしれません。その場合、食べ物を分解し消化吸収するために必要な酵素を自ら生産しなければならないので、 身体はオーバーワークになってしまうのです。

 私達は、ベジタリアンやロー・フードの食事はあっさりして味に変化がなく、旨味に欠けるものだと思っていますが、それは全く根拠のないことです。

 季節の旬の産物を使えば、食べ物の風味は折り紙付きです。今日のこの便利な世の中では、一年中どんな野菜も果物も手に入りますが、実際は、野菜や果物は決まった気象条件のもとでしか育ちません。 季節外れの野菜や果物を買うということは、よそで成熟前に収穫したものや輸送中に人工的に熟させたものにお金を払っているということです。 熟す前に野菜や果物を収穫すると、栄養素が全部育っていない状態の産物になってしまいます。私達は食べ物に含まれるビタミンやミネラルの容量を知るのに標準栄養成分表を使いますが、 その表は栄養素が全部発育した自然に熟した産物を想定しています。季節外れの野菜や果物を利用するのは食べ物の栄養価を下げていることになるのです。 では、どう対処すればよいでしょう?それには、地元で手に入る地元で育てた野菜や果物だけを食べることです。

 ザ・ファームの食事は2つのことを大切にしています。1つはお客様に素晴らしい食事を味わっていただくこと、もう1つはライブ・フードの風味や食感からバイタリティーとエネルギーを感じていただくことです。

 自然に熟した農産物は味わい深く風味豊かです。私達はあっさりした味の早熟な農産物に慣れてしまっていて、物足りない味を補うのにソースやドレッシングなどの調味料をかけるのが当たり前になっていますが、 その分必要のない余分なカロリーを摂取していることになります。よくあるサラダ・バーにドレッシングがたくさん並んでいるのを思い出してみて下さい。 なぜそんなにドレッシングがあるのでしょう?ドレッシングがなかったら、サラダはどんな味でしょう?そう美味しくはないはずです。 正常ではないことなのですが、季節外れに大量生産され、化学的に改良された野菜や果物ゆえでしょう。

 スパイスやハーブの役割は、食べ物本来の風味を補い、引き立たせ、味に厚みを持たせることです。今、ハーブやスパイスは単に味付けのために使われていますが、 新鮮な季節の有機栽培品を使うことで、さらに味わい深い、洗練された、豊かな味覚を体験できます。これが賞に輝くザ・ファームのライブ・フード、ロー・フードの全てで、お客様の想像以上のものでしょう。

 新鮮な食材に様々な食感を持たせるため、加熱調理よりもむしろ乾燥という手法を用います。野菜や果物に含まれる水分を徐々に数時間かけて蒸発させ、取り除くのです。 食物が加熱調理されないよう、全ての栄養素が壊されないよう、とても低い温度で行われます。

 マリネにしたり、発芽させたり、裏ごししたりするのもライブ・フードの調理法です。自然に熟した素材が生の状態で持つ栄養価を落とさず、豊かな味わいを補い、食感に変化をつけるための方法です。 世界水準の食事として認められた証拠に、その味わい、食感の豊かさ、栄養価の高さは、伝統的な料理法として高い評価を受けているものにも勝るものです。 ライブ・フードは21世紀の食事であり、健康と長寿のための真の基盤と言えるでしょう。



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最終更新日  2017.5.30